お知らせ

国連責任投資原則(PRI)の協働エンゲージメント「Spring」への参画について
~投資先企業の生物多様性保全に資する取組みを後押し~

学校法人上智学院は、国連責任投資原則(Principles for Responsible Investment、以下「PRI」)が新たに設立した、生物多様性に関する課題をテーマとした協働エンゲージメント・イニシアティブである「Spring」に参画いたしました。

<「Spring」の概要>

  • 2023年10月、東京で開催されたPRIの年次カンファレンス“PRI in Person”において生物多様性に関する協働エンゲージメントのイニシアティブ「Spring」が設立される旨発表
  • 当該イニシアティブは2030年までに生物多様性の喪失を食い止め、回復させるというグローバル目標に対し、機関投資家が最大限貢献することを目的に設立
  • 生物多様性に関する課題(森林喪失や土地劣化等)をテーマに、当該課題に対する影響が大きい企業を選定し、協働エンゲージメントを通じて、企業の課題解決に向けた取組みを後押しする

上智学院は、「気候変動」を極めて重要な社会課題と位置付けており、 自然資本・生物多様性の保全についても、気候変動問題と密接に関わる重要なテーマであると認識しています。このイニシアティブに取り組むことで、気候変動への適応や人権の推進など、他の持続可能な開発目標にも貢献することを目指してまいります。

上智学院は「Spring」に参画し、投資家声明(Investor Statement※)に賛同することにより、責任あるアセット・オーナーとして生物多様性の保全・回復に向けた投資先企業との建設的な対話をさらに推進し、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。

※「Spring」の投資家表明